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ごあいさつ
東北大学大学院・教育学研究科長 荒井 克弘 ARAI, Katsuhiro
本教育学部は昭和24年4月に新制東北大学が発足した際、旧東北帝国大学文学部から独立し単独学部として発足しました。大学院教育学研究科は昭和28年4月の発足となります。爾来、本研究科は教育学の学問的探求の場として、日本でも有数の教育学研究の拠点を形づくるとともに、多数の優れた教育学研究者、大学教員を生みだし、さらに社会の諸分野で活躍するリーダーたちを多く輩出してきました。平成12年に実施された大学院の重点改組では、本研究科の規模も大学院大学にふさわしいものとなり、各種の高度職業人の養成はこれまでにも増して教育学研究科の重要な課題となっています。
「教育に関する高度な専門的知識・技能とそれらを支える理論的基礎を有し、社会的ニーズを敏感に察知するとともに、自ら問題を発見し、教育に関する諸問題の解決を具体的に推進する人材の養成」とは、本研究科の募集要項に掲げるアドミッション・ポリシーです。教育史・教育哲学、教育行政・教育社会学、教育心理学、発達心理・発達障害学等を主領域としてきた本研究科も新たに政策科学、生涯学習の領域にその間口を広げ、研究アプローチも人文科学から社会科学、政策科学のディシプリンに広がりをみせています。平成12年度には、従来の「人間形成論」、「教育政策科学」、「教授学習科学」、「成人継続教育論」、「人間発達」の5研究コースに臨床心理研究コースを加え6研究コースになりました。卒業生の進路も研究者、公務員から学校カウンセラー、民間企業への就職までバラエティに富んでいます。
教育学研究は古代から現代まで、そして身近な日常の世界からグローバルな社会の動勢までを視野に入れた、おそらく皆さんが考える以上に広く深い知的世界です。我々とともにさまざまな課題を発見し、より望ましい教育社会の実現に向けて、皆さんがその課題の解決に挑戦してくれることを期待しています。

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