大学院

学生支援制度

未来の教育指導者、若手研究者をしっかりサポートします。

TA・RA制度

TA(ティーチング・アシスタント)

TA制度は、教育学部・博士課程前期2年の課程の授業をアシストするシステムです。成績優秀な大学院生が担当し、手当(時間給)が支給されます。学生を教育指導できる実践トレーニングの経験としてのメリットに加え、この体験は現実世界と理論とを融合させる格好の機会にもなります。

RA(リサーチ・アシスタント)

RA制度は、博士課程の大学院生が研究科の研究プロジェクトに参画し、研究に必要な補助を行うシステムです。資格は博士後期3年の課程に在籍する優秀な学生に与えられ、手当(時間給)が支給されます。教員とマンツーマンで、研究の進め方や理論構築のノウハウなどを吸収できます。 大学側の研究支援体制を強化するとともに、若手研究者の養成をサポートする充実した内容となっています。

経済的な応援が心と暮らしをいきいきと豊かにします。

各種奨学金制度

奨学金制度

優秀な学生のために、日本学生支援機構による奨学金(第一種・無利子、第二種・有利子)の貸与があるほか、令和2年度からは、修学支援新制度により学部学生を対象とした給付型奨学金が始まりました。
その他、地方公共団体・民間奨学金団体による奨学金の貸与や給付の制度があります。経済面のしっかりした支援体制で、研究者養成を助けます。どの奨学金も学業成績の優秀な学生、そして経済的理由で修学困難な学生に資格が与えられます。学生生活を円滑に送るため、大切なライフプランニングに役立てることができます。

授業料免除制度

経済的理由により授業料の納付が著しく困難であり、かつ学業優秀と認められる場合、その他、突発的災害等やむを得ない事情があると認められた場合には、授業料の全額、3分の2の額、半額又は3分の1の額を免除する制度があります。

創造性豊かな研究者養成のために研究奨励金を支給します。

日本学術振興会特別研究員制度

大学院博士課程在学者及び修了者などで優れた研究能力を備え、大学その他の研究機関で研究することを希望する研究者を「特別研究員」に採用し、研究奨励金を支給する制度です。
特別研究員になると、主体的に研究課題や研究の場などを選びながら、研究に専念する機会を持つことができます。わが国の学術研究の将来を担う、創造性に富む研究者の養成を目的としています。

就職前のポスドクの研究環境を保障します。

博士研究員制度

博士研究員は、教育学研究科又は教育情報学教育部の博士課程3年の課程を修了した者を対象に研究者としての地位を保障する制度です。博士研究員は、授業料を払わずに本学の施設・設備の使用、指導教員による指導を受けることができ、さらに本学の研究者としてさまざまな研究費に独自に応募することができます。

新領域を創造する若手研究者を支援します。

東北大学学際高等研究教育院制度

東北大学学際高等研究教育院とは、既存の研究科・教育部の枠にとらわれず、新しいタイプの異分野融合からなる新領域の学際的研究を創造し、世界トップレベルの研究者を目指す若手研究者養成のための、東北大学独自の支援組織です。奨学金支給、論文投稿諸費用や学会、国際会議出席費用等の各種支援を受けられるほか、研究計画に見合った研究費や研究環境又は国際インターンシップのための助成、ポスドクの雇用等の支援事業を行っています。
また、教育学研究科に所属しながら「修士研究教育院生」「博士研究教育院生」に採用されることで、奨学金や研究費の助成が受けられます。

個々の事情にもとづいた修業年限の設定が可能です。

長期履修制度

長期履修制度は、職業に従事している等の個人的事情により修学に専念できない大学院生を対象に、標準修業年限(前期課程2年・後期課程3年)を超えて在学することを認めるシステムです。授業料も標準修業年限分の納入額のみとなります。この制度は、より多くの人びとに大学院教育の機会を提供することがねらいです。