教員紹介後藤 武俊
- 所属講座
- 教育学
- 担当分野
- 教育政策科学
- 専門領域
- 教育行政学
- 担当コース
- 学部/教育学
- 大学院/教育政策科学
- 研究内容
教育制度・政策の規範的分析/現代米国の教育政策研究/不登校生徒支援における行政とNPOとの連携に関する研究/困難を抱えた若者に対するオルタナティブ教育の日米比較研究
近年では、教育と福祉の連携の観点から教育の公共性を捉え直す研究を行っています。学校教育の包摂性を高めつつ、必要に応じて適切な別の学びの場や生活支援を得られる学校教育について、諸外国の先進事例に学びつつ、その原理的な正当化の可能性について追究しています。
- 授業科目(講義題目)
-
- 学部
- 教育政策科学演習Ⅳ(現代学校改革の理論的諸問題)
- 教育学への招待(東北大学教育学部での学び)
- 教育行政学講義Ⅱ(教育行政学の基本概念と争点)
- 教育学研究入門(教育諸研究への誘い)
- 大学院
- エデュフェア・マインド(エデュフェア・マインド)
- 教育政策科学概論(教育政策科学研究の基礎)
- 教育行政学特論Ⅱ(教育政策研究の基盤的知識としての政治哲学)
- 教育行政学研究演習Ⅱ(教育政策研究への政治哲学の応用)
- 教育政策科学合同演習Ⅰ(教育政策科学研究法)
- 教育政策科学合同演習Ⅱ(教育政策科学研究法)
- 主な研究指導テーマ
- 困難を抱える子ども・若者への学習機会保障に関する研究
- 不登校生徒支援における行政とNPOとの連携に関する研究
- 米国教育政策に関する研究
- 主要業績
- 「「切実な要求」に応える公教育ガバナンスの原則と分析枠組に関する考察―多機関・多職種連携時代の公教育を見据えて―」佐久間亜紀・石井英真・丸山秀樹・青木栄一・仁平典宏・濱中淳子・下司晶編『教育学年報14 公教育を問い直す』世織書房、2023年、103-120頁
- 「米国における高校中退者への教育機会保障の現状と課題―オルタナティブ・スクールと復学支援センターに注目して―」横井敏郎編『教育機会保障の国際比較―早期離学防止政策とセカンドチャンス教育』勁草書房、2022年、132-153頁
- 「米国企業財団による教育政策形成への関与―ゲイツ財団による「州共通コア基準」構築への関与を中心に―」佐藤仁、北野秋男編『世界のテスト・ガバナンス―日本の学力テストの行く末を探る』東信堂、2021年、80-99頁。
- 「公教育の射程と困難を抱える子ども・若者への教育保障」大桃敏行、背戸博史編『日本型公教育の再検討―自由、保障、責任から考える』岩波書店、2020年、89-110頁。
- 「学校外教育の公共性に関する考察―困難を抱える子ども・若者への包括的支援の観点から―」『日本教育行政学会年報』第45号、2019年、41-57頁
- 「教育制度の法体系と原理」青木栄一編『教育制度を支える教育行政』ミネルヴァ書房、2019年、221-233頁。
- "Introducing Interdisciplinary Dialogue to the Required Subject for Graduate Students: Focusing on the Lesson Process and Evaluation" in Annual Bulletin, Graduate School of Education, Tohoku University (5), 2019, pp. 15-27.
- 「米国におけるオルタナティブ教育の公的ガバナンスに関する考察 ―困難を抱えた若者への学習機会保障の観点から―」『東北大学大学院教育学研究科研究年報』67(1)、2018年、79-92頁
- 「不登校児童生徒およびその保護者への支援における公私協働の形成・維持要因 : 福岡市「不登校よりそいネット」事業を事例として」『生涯学習フォーラム : 琉球大学地域連携推進機構生涯学習推進部門研究紀要 』第1号、2017年、1-12頁。