教員紹介神谷 哲司
- 研究内容
育児期家族における親・夫婦の発達/家計心理学/保育者のキャリアと感情労働
進学、就職、結婚、出産など、現代日本社会において青年期から成人期にかけて向き合うことの多いライフイベントを通じて、私たちはどのように変化・発達しているのでしょうか? そんな興味・関心をベースに、中でも、社会的な存在としての青年や成人にとって、「子どもとかかわること」がどのような意味を持つのかについて考えています。
- 授業科目(講義題目)
-
- 学部
- 発達臨床論講義(青年心理学概論)
- 教育学研究入門(教育諸研究への誘い)
- 発達心理学演習Ⅱ(青年期・成人期における発達心理学研究の実際)
- 大学院
- 発達心理学特論(現代日本における子育て家族の心理社会的問題とその支援)
- 発達心理学研究演習Ⅱ(発達心理学研究の方法と分析2)
- 発達臨床論研究演習Ⅱ(青年期・成人期における発達心理学研究の実際)
- 主な研究指導テーマ
【修士論文】
- 大学生における職業的ジェンダー・ステレオタイプと職業への就労に対する感情が職業的自己効力感に及ぼす影響 ―職業の性別適性に着目して―
- 大学生の進路選択過程自己効力に代理経験が及ぼす影響―モデリングと効力予期の観点から―
- 育児期母親における乳児の情動認知に関する研究 -母親のアタッチメントタイプに着目して-
【卒業論文】
- 大学生における無気力が進路選択過程自己効力感に及ぼす影響―スチューデント・アパシーと抑うつの観点から―
- 両親の夫婦関係への適応が青年の結婚観と育児観に及ぼす影響
- 中年期のワーク・ライフ・バランスが時間的展望に及ぼす影響 ―スピルオーバーに着目して―
- 現代青年における仲間集団の特徴が成員の異質拒否傾向と被異質視不安および友人関係満足度に及ぼす影響
- 主要業績
- 松村和子・澤江幸則・神谷哲司(編著)『保育現場で出会う家庭支援論-家族の発達に目を向けて-』建帛社 2010年
- 宇都宮博・神谷哲司(編著) 『夫と妻の生涯発達心理学』福村出版 2016年
- 本郷一夫・神谷哲司(編著) 『子ども家庭支援の心理学』建帛社 2019年