東北大学 大学院教育学研究科・教育学部

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東北大学 大学院教育学研究科・教育学部 教員

加藤 道代教授

KATO, Michiyo

所属講座
教育心理学
担当分野
臨床心理学
担当コース
学部/教育心理学コース
大学院/臨床心理学コース

研究内容

「子どもを育てることによる親の発達」をテーマに、1)集中的に子どもにかかわる子育て時期から子どもの自立や自立後など、生涯全体にわたる時間的視野、2)親子の相互作用から、家族、地域に至る生態学的システムという文脈を含む空間的視野をもって研究してきました。 最近は、夫婦が子育てを行う際、どのような相互調整行動(夫婦ペアレンティング)を行うのか、そうした相互作用を通じて夫婦はどのように親としての発達を遂げているのかということに興味をもって取り組んでいます。その他、空年期の世代性発達、支援することによる支援者の発達、震災後の支援など、人生の様々な時期とその移行期における変化と対応について考えています。

授業科目(講義題目)

学部
  • 臨床心理学演習Ⅰ・Ⅱ(臨床心理学研究法)
大学院
  • 臨床心理学特論Ⅰ(臨床心理学概論)
  • 臨床心理面接特論Ⅰ・Ⅱ(心理臨床ケースカンファレンス)
  • 臨床心理査定演習Ⅱ(心理アセスメント演習)
  • 臨床心理基礎実習(カウンセリングの体験的学習)
  • 臨床心理学研究法特論Ⅰ・Ⅱ(臨床心理学の研究方法)

主な研究指導テーマ

卒業論文のテーマは、各自の関心を手がかりに、研究手法や研究対象などの実現可能性を考えて修正しながら具体化していきます。臨床心理学の教員と合同での指導も行われます。以下は2017年度に提出された指導生の卒業論文と修士論文の題目です。

2017年度の卒業論文
  • 対人関係場面における随伴経験・非随伴経験と青年期の社会的自己制御との関連
  • 大学生における愛着スタイルと自己愛的甘えの関連
  • グループ学習場面における発言抑制行動と不満感―発言抑制行動に至るまでの意思決定過程に着目してー
  • 親の養育態度が女子中学生のレジリエンスに与える影響
  • 大学生の怒り持続傾向と本来感が怒り表現に及ぼす影響
2017年度修士論文
  • 障害児・者のきょうだいとしての体験過程ー進路・職業選択時期から進学・就職後に焦点をあててー
  • 青年における過去の両親の夫婦関係認知と自己肯定感との関連
  • 精神障害の親を持つ子どもへの支援に関する研究

主要業績

  • 加藤道代・神谷哲司 2017 幼児期から青年期における子どもの外在化問題行動と夫婦ペアレンティングの関連 小児保健研究 76(6),637-643.
  • 加藤道代・神谷哲司 2016 夫婦ペアデータによる親としての発達意識の検討. 東北大学大学院教育学研究科研究年報 64(2)55-68.
  • Kurosawa, T., Kato, M., Kamiya, T. 2015 Relationship-Focused Coping Patterns of Japanese Child-Rearing Couples. Journal of Relationship Research Vol.6, (8 pages) DOI: http://dx.doi.org/10.1017/jrr.2015.3 (About DOI), Published online: 17 April 2015
  • 加藤道代・神谷哲司・黒澤泰 2015 乳幼児期から青年期後期の子育て期における親としての発達意識 東北大学大学院教育学研究科研究年報 64(1),59-72.
  • 加藤道代・黒澤泰・神谷哲司 2014 幼児期から青年期の子どもをもつ親の養育態度の検討. 小児保健研究,73(5), 672-679.
  • 加藤道代・黒澤泰・神谷哲司 2014 コペアレンティング:子育て研究におけるもうひとつの枠組み. 東北大学大学院教育学研究科研究年報,63(1), 83-102.
  • 加藤道代・黒澤泰・神谷哲司 2014 夫婦ペアレンティング調整尺度作成と子育て時期による変化の横断的検討. 心理学研究,84(6),566-575.
  • 黒澤泰・加藤道代,2013 夫婦間ストレス場面における関係焦点型コーピング尺度作成の試み.発達心理学研究,24(1), 66-76.